「やる気が出ない、決意が続かない、覚悟できない、初めの一歩が踏み出せない」サラリーマンにとって痛い言葉です。ダイエットについてもやらなければと思いつつも先延ばしにしてしまっている。そんなあたなに私が日々の生活の中で実践している1年換算思考法(私が勝手に名付けた)を紹介します。ぜひ、やる気がでない時にこの思考法を使ってみて下さい。
1年換算思考法とは?
1年換算思考法とは、あらゆる物事を1年に換算して考えてみる思考法のことです。この1年換算思考法を使うことで、次のようなメリットがあります。
- やる気が出ます。
- 覚悟できます。
- 初めの一歩を踏み出せます。
- 1日1日を大切に生きられます。
具体的なやり方
ただあらゆる物事を1年に換算して考えてみるだけです。当サイトはダイエットをテーマとしています。そこで、ダイエットを事例に取ってみたいと思います。
例えば、週に3回、帰宅途中に必ずラーメン屋に寄ってしまっているサラリーマンを例にどれだけ日々を無駄にしているか考えてみます。
ラーメンも種類によりピン切りですが、ここでは1食当たり600kcalを前提にしてみます。1食当たり600kcalであれば、「まぁ、いっか」と思われるかもしれません。しかし1年に換算してみるとどうでしょうか。
1年:1,800kcal×52週間(※)=93,600kcal
(※)1年間は52週間と1日です。
なんと、1年間で93,600kcalを摂取している計算になります。
ここで、脂肪1kgを消費するのに必要なエネルギー(カロリー)は約7,200kcalです。従って、週3回帰宅途中にラーメン屋でラーメンを食べているサラリーマンは脂肪13kg分を摂取していることになります。裏を返せば、週3回の夜食ラーメンを辞めてみるだけで、13kg分痩せることができる計算となります。
これが、1年間換算法です。夜のラーメンによる摂取カロリーを1年間に換算してみると、「夜にラーメンを食べるのは辞めよう」と決意することができるのではないでしょうか。
週2回の10kmランニングの効果
下の記事で紹介したように、私が1ヶ月で6kg痩せた時は週2回10kmのランニングを習慣にしていました。
これを仮に1年間継続した時の消費カロリーはどうなるでしょうか。
ランニングによる消費カロリーの計算式は次の通りです。
体重(kg)× 距離(km)= 消費カロリー(kcal) |
従って、体重60kgの人が10kmのランニングをした時の消費カロリーは60kg×10km=600kcalとなります。週二回、土曜日と日曜日に欠かさず10kmのランニングをすると1年間の消費カロリーは次のとおりです。
1年:1,200kcal×52週間=62,400kcal
1年間で62,400kcal(=ラーメンと同様に脂肪量に換算すると約13kg分)に相当します。
終わりに
ついつい、毎日コンビニでお菓子を買ってしまう、目の前のレポートを作成しなければならないのに、ついテレビを見てしまう。こんなことってないでしょうか。こういった日々の無駄に私たちは中々気づくことができません。
しかし、そういった日々の少しずつの無駄にフォーカスを当てて、1年に換算してみると、自分が如何に無駄にしてしまっているか実感できます。是非、「やる気が出ない、決意が続かない、覚悟できない、初めの一歩が踏み出せない」といった時にこの考え方を実践してみてください。
コメント