シックスパッドの「ボディフィット2」をついに購入した。シックスパッドと言えばお腹の正面に貼って使用する6枚の羽が付いた「アブズフィット」が有名。しかし、アブズフィットはお腹の正面を鍛えるのに適しているものの、お腹の横の腹筋である「腹斜筋」を鍛えるのには適していない。というか、アブズフィットの構造上、貼ることができない。
そこで、アブズフィットで段々付いてきたシックスパックをより浮き立たせるため、お腹の横の腹筋である「腹斜筋」を鍛えるべく「ボディフィット2」を購入した(上の写真の奴ね)。結論から言ってしまうと、非常に良いお買い物をしたと思っている。
そもそも腹斜筋って何?腹斜筋とはお腹の横にある筋肉のこと。腹斜筋はお腹のクビレを形成してくれる。
「腹斜筋」とはお腹の横にある筋肉のこと。って言葉で説明されても「どこ?」と困る人が多いと思うので、恥ずかしながら僕のお腹周りの写真で説明する。
僕のお腹を写した下の写真の中で、赤く囲った箇所が「腹斜筋」である。ちなみに、青色で囲った箇所を「腹直筋」という。
この「腹斜筋」だが、通常のクランチ(仰向けに倒れて上半身を起こす腹筋運動トレーニング)ではあまり鍛えることが出来ない。通常のクランチで一番鍛えられる場所は青色で囲われた「腹直筋」であって、お腹の横の筋肉である「腹斜筋」はクランチではピンポイントで鍛えることが出来ない。
もちろん、シックスパッドの代名詞たる6枚羽の「アブズフィット」もどちらかと言えば、お腹の正面にあたる「腹直筋」をピンポイントに鍛えるためのトレーニンググッズなので、「腹斜筋」を鍛えることには向いていない。これは、下の「アブズフィット」を実際にお腹に貼ってみた写真から明らかだろう。
じゃぁ、何で「腹斜筋」を鍛えるためにわざわざ「ボディフィット2」を購入したの?と言われると、腹斜筋を鍛えることによる様々なメリットがあるからである。
鍛えるメリット①:腹斜筋は腰のクビレを形成している
前述したように、腹直筋はお腹の正面にある筋肉である。従って、ここをいくら鍛えてもお腹のクビレとは直接関係しない。一方、腹斜筋はお腹の横にある筋肉である。従って、この腹斜筋を鍛えるとお腹がギュッと締まる。結果、腰にクビレが生じるのである。
女性は筋肉を鍛えると全体的にボコッとなってしまうので筋トレを控えがちである。しかし、そんな女性でも、腰のクビレを形成している「腹斜筋」だけは鍛えたほうが良い。さらに言ってしまうと、女性は男性と異なり、元々筋肉が付きにくい。女性が筋トレをすると、むしろ体が引き締まってウエストは適度に細くなっていく。もう一度言うが、美しい腰のクビレを手に入れる最短の方法は、体重を減少させることと腹斜筋を鍛えることである。
鍛えるメリット②:腹斜筋は美しいシックスパックの為に必須
綺麗なシックスパックを手に入れるのであれば、腹直筋のトレーニングは当たり前のこと、腹斜筋を鍛えることも必要不可欠である。お腹の正面だけでなく、お腹の横にある腹斜筋も鍛えることで、よりシックスパックを美しく浮き立たせることにつながるのである。
割れた腹筋に引き締まったウエストが組み合わさって、美しいシックスパックが形成されるのである。
鍛えるメリット②:内臓の位置を正しい場所に戻す
腹斜筋は腹直筋とセットで「お腹のコルセット」と呼ばれているように内臓の位置を安定させる。言い換えると、腹斜筋や腹直筋の筋力が弱い人は、内臓が垂れ下がっていくのである。人の身体というのは内臓が垂れ下がると、その機能が低下するのはもちろんのこと、お腹周りがボコッと出てしまい、見た目にも悪い状況に陥る。
正直、シックスパックどころではなくなってしまうのである。だからこそ、内臓の位置は正しい場所に戻すべきであり、そのためにも腹斜筋を鍛えることが欠かせないのである。
余談だけど、サラリーマンや社会人に特有と言われる「ビール腹」はビールの飲み過ぎだけが原因ではない。
サラリーマンや社会人に特有の「ビール腹」を単純にビールや脂っこいものの取り過ぎが原因だと思っていないだろうか。しかし、ビール腹というのは何も食習慣だけが原因ではない。ビール腹というのは下の3つの要因が組み合わさった結果である。
- 特に夜にカロリーを取りがちな食習慣
- 腹筋の筋力が衰えたことによる内臓の垂れ下がり
- 一日中デスクワークをしたことによる腰痛のズレによる内臓垂れ下がり
実はカロリーなどの食習慣に加えて、サラリーマンや社会人は1日の座っている時間が長いことから、筋肉が衰えると共に、姿勢が悪くなり内臓が垂れ下がりやすくなっているのである。
本日の本題:「ボディフィット2」で腹斜筋を鍛える
ここからが本題である。腹斜筋を鍛えるべく、MTGのシックスパッドシリーズのうち「ボディフィット2」を購入した。
腹斜筋を鍛えるためのトレーニングは存在する。しかし、サラリーマンである社会人にとって腹斜筋まで鍛える余裕はないかもしれない。事実、僕は現在の筋トレメニューで平日は精一杯で、腹斜筋をピンポイントに鍛えるトレーニングをしている暇はない。下のメニューがここ最近の僕の筋トレメニューであるが、この筋トレメニューをこなすのに、インターバルの休憩も含めて大体45分程のトレーニングとなる。
<現在の筋トレメニュー:3日に1回下の筋トレメニューをこなす>
- プッシュアップバーを用いた腕立て伏せを20回×4セット
- アブローラーによる腹筋トレーニングを20回×4セット
というわけで、平日に「腹斜筋」を鍛えるためのトレーニングをピンポイントで行うのは難しい。しかし、上述したように「腹斜筋」を鍛えることによるメリットは計り知れない。そこで、「腹斜筋」のトレーニングはシックスパッドの「ボディフィット2」に任せることにした。
シックスパッドの「ボディフィット2」を購入。1回毎に張り替えるのが面倒なので、奮発して2個セットを選択した。
ボディフィット2を購入するのであれば、「1個」ではなく「2個」購入することを強くオススメしたい。
「1個」購入してお腹の右と左で使い回せば良いんじゃない?と思われる方がいると思う。僕も最初はそう思ったけど、考え直したほうが良い。
なぜなら、シックスパッドの1回あたりのトレーニング時間は23分となっている。従って、右をやった後に左もとなると、合計でトレーニング時間は46分になる。僕の個人的な感覚だが、シックスパッドのようなEMS機器は毎日行うのが良いと思う。
筋トレであれば、3日に1回程度が良いと言われるが、シックスパッドのようなEMS機器は毎日行っても良いとされる(但し、公式サイトによれば1日同じ箇所は1回までとのこと)。事実、僕もシックスパッドはほとんど毎日行うようにしている。
しかし、仮にボディフィット2が1個しか無かったら、毎日行うほどのモチベーションが保てないかもしれない。最初は左に貼ってトレーニングして、終わったら右に貼り替えてトレーニングしてなんてしようとすると、そもそもシックスパッドを使うこと自体が億劫になる可能性大である。
1個購入した人は絶対に後から2個目を購入したくなってしまうので、最初から2個購入することをオススメしたい。ちなみに、金銭面から考えても後から2個めを購入するよりも2個一気に購入したほうが割引も効いてお得である。
実際にボディフィット2を腹斜筋に当ててみた。
実際にボディフィット2を身体に貼り付けてみた。下の写真はボディフィット2を使い始めて10回目ぐらいに取った写真だが、粘着力が十分に働いていることが分かる。
なお、写真から分かる通り、ボデイフィット2とアブズフィットを同時に使うことはできないようである。ボディフィット2を貼ってしまうと、アブズフィットを貼るスペースがなくなってしまう。
実際に使ってみたら、レベル10で限界を迎えた。
ボディフィット2を実際に腹斜筋に当てて使ってみた。ある程度シックスパックになり始めた時期でもあったので、強度(レベル)は15ぐらい行けるのではないかと思ったら、レベル10にすることすらキツかった。
シックスパッド(SIXPAD)はその電流の強さを20段階(旧バージョンの場合は15段階)で設定できるようになっている。アブズフィットを腹直筋に当てて使う時は常にレベル15にしていたので、腹斜筋を鍛える時でもレベル15で行けるだろうと思ったら、レベル10でかなりキツかった。これは、腹斜筋がこれまで鍛えられてこなかったことを意味しているのだろうか。。。ちょっとショックである。
終わりに:腹斜筋の筋トレはシックスパッドのボディフィットにおまかせしてしまうのも選択肢だと思う。
我々社会人やサラリーマンにとって筋トレを行う時間を確保することは大変である。だからこそ、シックスパッドのようなEMS機器を活用することは時間を有効に使う上でもオススメである。
特に、腕立て伏せと腹筋ローラーなりクランチなどの筋トレを行う人は多いと思う。しかし、これらの筋トレは残念ながら「腹斜筋」をピンポイントで鍛えるトレーニングではない。腹斜筋は中々に鍛えにくい筋肉である。だからこそ、腹斜筋を鍛えるのはEMS機器であるシックスパッドのボディフィットに任せてしまうのも一つの選択肢だと考えている。
シックスパッドの公式サイトはこちらから⇒SIXPAD(シックスパッド)
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