野菜を食べることで期待できる健康的な効果

食べ物&サプリメント編

下の糖質制限ダイエットに関する記事の中で、炭水化物(糖質)を減らして野菜の食べる量を増やすダイエット方法を紹介しました。

しかし、野菜を食べることの効果は何もダイエットだけではありません。
野菜を食べることで他にも様々な効果が期待できます。

野菜を食べても太らないのは食物繊維を分解できないから

野菜を食べても太らないのはなぜでしょうか。

それは、野菜の大部分を構成している「食物繊維」を分解してエネルギーを取り出す術を人は持たないからです。

野菜は食物繊維の塊です。そして、人の身体は「食物繊維」を消化するための消化酵素を持っていません。

いいけると、人の身体は野菜の大部分を占める「食物繊維」からエネルギーを取り出すことができないということです。

これが、野菜を食べても太らない理由です。

食物繊維は消化できないけど、様々な良い効果がある

野菜を食べても「食物繊維」の消化ができないということは、野菜を摂る意味がないとうことでしょうか。

実は、食物繊維は身体にとって意味のない無益とみなされていた時代も過去にはありました。

しかし、最近では、食物繊維が健康に良いとされる様々な効果が提唱されています。

効果①:食物繊維は消化を遅くし血糖値の上昇を緩やかにする

食物繊維は消化こそされませんが、その分、胃に滞留する時間が長くなります。

結果、炭水化物など、他の食べ物が消化される速度を遅くし、他の食べ物が胃に滞留する時間も長くすることができます。

これにより、糖質を含む炭水化物の吸収を遅くし、血糖値の上昇を緩やかにします。

吸収を遅らせる効果は水溶性食物繊維に特に顕著な性質

消化を遅くし、血糖値の上昇を緩やかにする効果は、食物繊維の中でも「水溶性食物繊維」に顕著な性質です。

ダイエット食品を購入すると、栄養成分表示やパッケージに「こんにゃくマンナン」の文字がないでしょうか。

ダイエットクッキーなどには、この「こんにゃくマンナン」が含まれていることが多いです。

このこんにゃくマンナンは「水溶性食物繊維」に分類されます。

そして、水溶性食物繊維は水分を吸収してゲル状に変わり、その他の食べ物が胃に滞留する時間を長くし、吸収を遅らせます。

つまり、水溶性食物繊維には、糖質が吸収されるのを遅くし、血糖値の上昇を緩やかにする効果があるというわけです。

ちなみに、当サイトでも紹介している「ぐーぴたっクッキー」は、このこんにゃくマンナンを用いたダイエット用のクッキー食品です。

私は、お腹で空いて仕方がないときに、よくこのクッキーを食べるようにしていました。

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効果②:食物繊維は腸を刺激して腸内で不要な老廃物を外に送り出す

食物繊維には、腸を刺激して運動を活発化し、便の排泄を促すといった腸内環境を改善する効果があります。

よく、糖質制限ダイエットで便秘になると訴える人がいます。

これは、炭水化物の摂取を制限するあまり、食物繊維の摂取量が減ってしまっているために起きる現象です。

腸を綺麗にしてくれる効果は不溶性食物繊維に顕著な性質

 

この腸を綺麗にしてくれる効果は、食物繊維の中でも「不溶性食物繊維」に顕著な性質です。

不溶性食物繊維の代表は緑黄色野菜です。不溶性食物繊維はそのまま腸まで運ばれて腸を刺激するため、腸の活動を活発化する。その結果、便の出がよくなるというわけです。

まとめ:糖質制限ダイエットをするなら必ず野菜を食べよう

ここまで紹介してきたように、野菜にはダイエット以外にも様々なメリットがあります。

昔から野菜を沢山食べるべきと言われてきました。

その背景には実際に説明できる様々なメリットがあったというわけです。

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