食べ順ダイエットは効果ある。実践すべき。

食べ物&サプリメント編

私がダイエットで1ヶ月で6kg減量した時、食べ順ダイエットを必ず実践するようにしていました。この食べ順ダイエットは、効果の真偽について様々な情報が流れておりますが、食べる順序に気をつけるだけの簡単なダイエット法です。サラリーマンの方でも特に労力を使うことなく実践できます。むしろサラリーマンの方にこそオススメのダイエット法です。ぜひ一度はチャレンジしてみることをオススメします。

【写真有】糖質制限で1ヶ月6kg、最終的に15kg痩せる方法
私が糖質制限ダイエットに取り組んで痩せることに成功した時の体験記です。飲むだけで痩せる系の怪しいサプリメントでは痩せられませんでしたが、ダイエットの王道である①食事制限(糖質制限)と②運動・筋トレに取り組んだら一気に痩せました。

食べ順ダイエットとは?

食べ順ダイエットとは、お味噌汁やご飯、野菜の食べる順番に気をつけてダイエットを行う方法です。食べる量を減らす必要がない為、サラリーマンの方でも手軽に始めることができるダイエットと言われています。この食べ順ダイエットでは、料理を食べる際に下に示された順番で食べることとなります。

  1. 最初に汁物や野菜を食べる
  2. 次にタンパク質が多く含まれるお肉等を食べる
  3. 最後に炭水化物が多く含まれるお米等を食べる

たった、これだけです。サプリメントを取ったり、食べる量を減らしたりもしません。ただ、食べる順序を上記の順序にして炭水化物を摂取するタイミングを遅らせる、これが食べ順ダイエットです。果たして、たったこれだけのことで効果があるのでしょうか?もちろん、食べ順ダイエットで痩せると言われている根拠があります。

食べ順ダイエットで痩せるのはなぜ?

なぜ食べ順ダイエットで痩せると言われているのでしょうか?その主な根拠は次の2つにあります。

血糖値の急激な上昇を抑えることができる

血糖値の急激な上昇は肥満を招くと言われています。これは血糖値と体内ホルモンの一つであるインスリンの関係から説明することができます。

まず、血糖値が上昇すると体内では血糖値のもととなるブドウ糖を分解するためにインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンによってブドウ糖は筋肉や各臓器を動かすためのエネルギーという形で体の各臓器に分配されます。しかし、筋肉や各臓器にもエネルギーを貯蓄できる限界があります。そして、限界を超えるブドウ糖については脂肪に変えられることとなります。つまり、血糖値の上昇に伴い、インスリンが体内の脂肪を増加させてしまうのです。これが、食べ物が脂肪に変わるメカニズムです。

ここで、ブドウ糖は炭水化物に多く含まれています。従って、空腹時に炭水化物が多く含まれている食べ物を摂取してしまうと、血糖値が急上昇し、脂肪を増加させるインスリンの分泌も急上昇してしまいます

従って、痩せるためには血糖値の急上昇を避けなければなりません。その一つが空腹状態での炭水化物の摂取を避けることです。食べ順ダイエットでは、炭水化物の含有量が少ない食べ物を先に、炭水化物が多く含まれている食べ物を食事の後半に持ってくることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。結果、インスリンの分泌を抑えることができ、体内に生じる脂肪を増やすことができる。これが食べ順ダイエットによる血糖値の急上昇を抑える働きです。

炭水化物のとりすぎを防ぐことができる

人は空腹を感じると食欲が湧き、満腹感を感じると食欲がなくなります。ここで、満腹感は口に食べ物が入った瞬間に感じるものではありません。胃や小腸を通して消化されて初めて満腹感を感じることができます。つまり、満腹感は食べた後に遅れてやってくることのです

そこで、血糖値を急上昇させるとともに太る原因となる炭水化物を多く含む食べ物を食事の後半に持っていきます。そうすることで、前半の太りにくい食べ物を通じて体は満腹感を感じているため、炭水化物のとりすぎを防ぐことができるのです。

食べ順ダイエットを行う時に気を付けたいポイント

簡単に取り組むことができる食べ順ダイエット。私が食べ順ダイエットを行う上では次のことに気を付けていました。

早く食べすぎない

食べ順ダイエットの肝は「血糖値の急激な上昇を抑えるとともに、満腹感を早めに感じることで炭水化物の摂取を抑える」ことにあります。従って、早食いは食べ順ダイエットを台無しにしてしまいます。なぜなら、早食いは炭水化物の摂取を遅らせることに繋がらず、空腹状態で炭水化物を摂取することと同じになってしまうからです。

私は今まで、お昼ごはんは10分程度の早食いをしていました。サラリーマンの方は同じような状態の人が多いのではないでしょうか。しかし、この食べ順ダイエットを始めてからは最低20分、できれば30分程度を使ってゆっくりと食べるように心がけています

ちゃんと噛む

ちゃんと噛むことも大切です。ちゃんと噛むことで人は満腹感を早めに感じることができると言われています。様々な説があるものの、一説にはちゃんと噛むことで消化しやすくなることで、満腹感を感じるのが早くなると言われています。また、ちゃんと噛むことで早食いを防ぐことにもつながります。

そこで、私は食べ順ダイエットを始めてから食事の時はちゃんと噛むことが癖になるように気を付けていました。

スープや汁物を必ず摂る

スープや汁物をしっかりと摂る事を心がけていました。汁物は量は非常に多い一方でカロリーは少ない食べ物です。従って、スープや汁物を炭水化物を取る前に確りと摂取することで、早めに満腹感を感じることにつながります。その結果は、炭水化物の摂取を少なくすることによるダイエット効果です。

残念ながら、私は自炊ではなくコンビニでのお弁当の購入がほとんどなので、中々スープや汁物を取る機会がありません。せいぜい、お昼の社内食堂での食事の時ぐらいです。そこで、お昼の時は必ずスープや汁物を摂ることにしていました。個人的な感想となりますが、たしかにスープや汁物を摂ることで早めに満腹感を感じ、結果として炭水化物の摂取量を減らすことに貢献していたと感じています。

終わりに

サラリーマンでの簡単に実践できると言われている「食べ順ダイエット」を紹介させて頂きました。この食べ順ダイエットは本当に効果があるのか分かりにくいです。ただ、私がダイエットで痩せた時は必ず食べ順ダイエットを行うようにしていました。食事量を減らしたりする必要がなく、誰でも簡単に始められるダイエット法ですので、ぜひチャレンジしてみることをオススメします。

 

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