姿勢を良くするとお腹周りが痩せるなんて言われるけど、これは本当ではないかと思っている。僕はかなりの猫背なんだけど、お腹周りの脂肪が一番の難敵となっている。
そこで、姿勢を良くしなければと姿勢矯正ベルトとか探してみたけど、意外と良かったのが「加圧シャツ」。別に「これを着ているだけでムキムキになる」というのを信じて購入したわけではない。
そうではなく、加圧Tシャツの「姿勢を矯正する機能」に惹かれて購入した。実際に加圧Tシャツを着てみると確かに姿勢が良くなった。
様々な加圧Tシャツを購入してみたけど、姿勢を改善する力が一番高いのは、Bondsのバルクアップアーマープロ
加圧シャツとは、上半身を加圧する（＝引き締める）ことで、24時間トレーニング上体を付く出すことが目的のインナーシャツ
加圧Tシャツとは簡単に言ってしまえば、「着るだけでムキムキな筋肉を手に入れることができるTシャツ」のこと。
伸縮性の高い素材で凄い小さなサイズのTシャツにすることで、体を引き締めることで、筋トレ効果を生むことができる！と紹介されている。実際に加圧シャツと普通のカラーシャツを比べてみたのが下の写真である。サイズは非常に小さく作られていることが分かる。
これが、ゴムのように伸びることで、体を引き締める効果を生んでいる。
実際に着て見たところ確かに加圧感は感じる。だけど、着ているだけで筋肉がムキムキになる効果は実感できなかった。
実際に購入して来てみたけど、これを着ているだけで筋肉が肥大化するとはとても思えない。
筋肉というのは例えばサプリメントを取れば勝手に肥大化していくものではない。筋肉は疲労させることで、その後の自己修復の過程で肥大化するのである。
例えば、加圧シャツを着て筋肉痛とかになれば、効果があるかもと思える。しかし、３日間続けて加圧Tシャツを着っぱなしで生活してみたけど、全く筋肉痛にならない・・・。正直、この程度の加圧で筋肉が肥大化するのであれば、誰も筋トレなんかやらないわけで・・・。
実際に加圧Tシャツを販売している業者のQ&Aを見てみると、「着ているだけで理想の体型が完成するものではない」と書かれている。やっぱ、そうですよね～。
加圧Tシャツの「姿勢を矯正させる機能」については実感できた。確かに加圧シャツを着ると姿勢が良くなる
上記の通り、僕には加圧シャツによる24時間トレーニング状態というのは実感できなかった。
だけど一方で、加圧Tシャツを実際に着て「姿勢を矯正させる機能」については確かに実感することができた。これは実際に加圧Tシャツを着てみて驚いた。確かに、加圧シャツを着ると背筋が強制的に伸ばされる。この姿勢の矯正機能については、確かに評価できる。
一番姿勢の矯正機能が強いのはHMBで有名なBondsの「バルクアップアーマープロ（BULKUP ARMOR PRO）」
どうせならと色々な加圧Tシャツを購入して試してみた。その数は6種類にも及んだ。その中で一番姿勢を矯正する機能が高いと感じたのは、HMBサプリ等で有名なBondsの「バルクアップアーマープロ（BULKUP ARMOR PRO）」。
なお、試した加圧シャツの中にはただ上半身を引き締めるだけのシャツも多かった。上半身を引き締めるだけだと、猫背は変わらないので意味がない。それどころか、引き締め効果により、上半身が更に猫背になってしまうような「加圧シャツ」もあったのでご注意を！。
僕が試した６種類の加圧シャツの中では、このBondsのバルクアップアーマープロが一番姿勢を改善する機能が強いと感じている。
ちなみに、加圧Tシャツの「バルクアップアーマープロ」が謳う機能は下の４点（公式サイトより引用）。一応述べておくけど、僕は４つの機能のうち「背筋の強化サポート」のために加圧シャツを購入した。その他の機能については効果があるのかないのか良く分からない。
腹筋の強化サポート
強い加圧力で、24時間、腹部のインナーマッスルを刺激。普段は刺激されない筋肉の部位を刺激する事で腹筋の引き締め力を実感できる
インナーマッスルサポート
上半身のインナーマッスル全体をサポート。体の内側から筋肉、姿勢、引き締めをサポートできる
背筋の強化サポート
強い加圧力で、姿勢改善につながり、背筋のきれいなスタイルを維持。その結果、普段は刺激されない背筋を刺激でき、背筋力のサポートを実現
即効で実感できる引き締め力
当加圧シャツ、バルクアップアーマープロは、着たその瞬間から強いか圧力を即効で実感。くせになる方も続出中
サラリーマンとしては、ワイシャツのインナーとして加圧シャツを使用するのがオススメ
上述の通り、加圧Tシャツを実際に着て「姿勢を矯正させる機能」について確かな実感を得ている。
サラリーマンにとって、姿勢が良いというのはそれだけで社会的ステータスが得られる。デスクワーク中心のサラリーマンであれば尚更である。
仮に下の二人のサラリーマンがいたら、誰もが前者のサラリーマンの方が信用できると答えるはずである。サラリーマンが猫背でキーボードを必死に叩いている姿は周りから見てかっこよいものではない。
- 常に背筋をピンッ！と伸ばしてPCを黙々と作業しているサラリーマン
- 常に猫背でPCに顔を近づけて黙々と作業しているサラリーマン
実は、僕はかなり猫背ということもあり、これまでも自分の姿勢の悪さに悩んできた。だからこそ、この加圧Tシャツの姿勢を改善する力は非常に気に入っている。
Bondsの加圧シャツは風通しも良く、適度な保温効果も感じられる。ワイシャツの下に来ても普通のインナーと変わらない
加圧Tシャツは常に体に密着している。僕はかなりの汗っかきなので、ワイシャツのインナーとして加圧Tシャツを着てしまうと、汗を吸い取って臭くなるのではないかと懸念していた。
しかし、その懸念は杞憂だった。この加圧Tシャツは意外なことに風通しが良いのである。ワイシャツの下に着て一日会社で過ごしたけど、加圧されている感じと強制的に背筋を伸ばされている感じを除けば、全く気にならなかった。熱が溜まりやすいということもなかった。
姿勢を気にしているサラリーマンの方には、この姿勢矯正の為に加圧Tシャツを購入するのは有りだと思っている。
もしかしたら姿勢が良くなることを通じて、筋トレやダイエット効果を生んでいるのかもしれない。
トレーンング効果とかはないと書いたけど、姿勢を良くすることを通じて、ダイエット効果やお腹周りの脂肪を減らすことに貢献している可能性はある。
「猫背の人はお腹周りが太る」とよく言われている。実際に加圧Tシャツを着て背筋を伸ばして１日過ごしてみたけど、この姿勢を１日キープするのは非常に疲れる。疲れを感じるということは、それだけ筋肉を使っているのに等しいことを意味する。
つまり、背筋を伸ばしている姿勢を維持するために、カロリーが消費されているのである。
この観点において、加圧Tシャツを着ると否が応でも姿勢を良くしなければとなるので、その意味においてダイエット効果があるのではないかと個人的には感じた。
まとめ：加圧Tシャツの「筋肉肥大効果」はよくわからないけど、姿勢矯正機能は確かに効果がある。
加圧シャツのトレーニング効果、いわゆる筋肉肥大効果については僕は実感できなかった。
一方で、一部の加圧シャツには明らかに背筋を伸ばす機能があることが実感できた。もちろん、中には上半身を引き締めるだけで、全く背筋が伸びている感じがしない加圧シャツもあったので気を付けて欲しい。
サラリーマンに加圧シャツはオススメできる。姿勢矯正ベルトだとどうしても目立つ。会社ではスーツの上着を脱いでデスクワークに望んでいる人が多いと思うけど、姿勢矯正ベルトだとどうしても外から付けているのが透けて見える。
この点、加圧シャツはワイシャツの下に着るインナーと何ら変わらない。外から見ても加圧シャツなのかインナーなのか判断できる人はいない。
筋肉を肥大化させるのであれば加圧シャツよりも筋トレをするべきだと思う。
本当に筋肉を肥大化させたいのであれば、筋トレをやった方が明らかに効率が良いと思っている。
自宅で十分に筋トレは行うことができるし、30分程度筋トレをやるとかなりのストレスの発散に繋がる。むしろ筋トレをオススメしたい。
実際に加圧シャツを３週間ほど着てみた結果はこちら。
この記事を書いてから加圧シャツはほぼ毎日着るようにしている。実際に加圧シャツを３週間ほど着てみたところ、体脂肪率は下がり、筋肉量は増加するという素晴らしい結果となった。
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