ダイエット目的でランニングするなら最低限知っておくべき走り方

脂肪を燃やす運動編

ランニングはダイエット目的で脂肪を燃焼させるなら一番効率が良い「有酸素運動」である。トレーニングジムに通う必要もなく、自宅を出たら直ぐに有酸素運動を開始できる。そして、慢性的な運動不足の人が陥りがちな下半身の筋力低下を適度に補うことができる。

ダイエット目的でのランニングは本格的なランニングに比べて我流の走りになりがちである。しかし、そんなダイエット目的でのランニングでも最低限知っておいた方が良い走り方を紹介したいと思う。

ダイエット目的でランニングするなら走る時に必ず意識したいこと4つ

ダイエットのためにランニングを始める場合、本格的なランニングではないからと自分流で走りがちである。しかし、そんなダイエット目的でも次の点に意識して走ると体への負担を軽くすることができる

ここで言う「体への負担」とは、体に変な力が入ってしまうことによる「負担」である。ダイエット目的でランニングを始める方は、慢性的な運動不足に陥っている人が多い。また、体重に比べて筋肉量も少ないことから、「体への負担」を考慮しては知らないと怪我や故障につながってしまうので、注意が必要である。

走る時は背筋をしっかり伸ばして走るように意識する。

走る時に最も注意しなければならないのは「猫背」になってしまうこと。「猫背」が体にとって良くないことはみんな賛同できると思う。ダイエット目的でランニングする人は特に走る時に「猫背」にならないように気をつける必要がある。なぜなら、肥満体型の人は筋肉が衰えている為、体が自然と「猫背」になりやすくなっているからである。

視線を下にすると、背中が丸まって猫背に成りやすい。背筋を伸ばして走るためには「視線を斜め前方、10m先ぐらいを意識して走る」のがポイントである。

目線を一定にして走る。キョロキョロしない。

背筋を伸ばすことにも繋がるが、目線は一定にして走ることが大切である。視線がバラバラだと走る時のフォームが安定せず、身体の変な所に力が入り、怪我につながりやすい。

また、フォームが安定しないと身体の歪みにも繋がる。

ヒザをまっすぐ前に出して走る。

ダイエット目的でランニングする人は、肥満体型の人がほとんどなので、「ヒザをまっすぐ前に出して走る」ことを意識するのが大切。悪い例としては「ガニ股」とか「内股歩き」が挙げられる。ガニ股や内股歩きはヒザや足首に余計な負担がかかり、怪我や故障の原因につながりやすい。

「ガニ股」の人はヒザを擦り合わせるような感覚で、「内股歩き」の人は地面を蹴り出す時に蹴りが外に跳ね上がらないよう意識するのがポイント。

ウォーミングアップとクールダウンは忘れずに行う

ダイエット目的でランニングする人はどうしても「ウォーミングアップ」と「クールダウン」が疎かになりがちである。しかし、ランニングは身体に非常に負担をかける運動であり、この2つは思わぬ怪我を生じさせないためにも必ず行うこと。

ウォーミングアップ」は「身体を温め筋肉への血流を促す」のが目的なので、軽いウォーキングから徐々にランニングに移行すると行った方法でも良いし、その場でジャンプすることも十分「ウォーミングアップ」になる。ちなみに、僕はランニングの前は、軽くジャンブを繰り返して身体を暖めると共に筋肉をほぐしている。

クールダウン」は「疲労の軽減や怪我の防止、柔軟性の回復」のが目的。運動を通して筋肉を疲労させると、筋肉は疲労物質を溜め込み硬くなってしまう。そこで、ストレッチ等を通して筋肉を伸ばすことで、筋肉に溜まった疲労物質を排出すると共に、柔軟性を回復させることに繋がる

 

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