コーヒーを飲むと痩せると言われている理由を解説してみる

食べ物&サプリメント編

私は毎日朝と午後の2回欠かさずにコーヒーを飲んでいる。もはや、カフェイン中毒と言っても過言ではない。サラリーマンとして集中して仕事をこなすためには欠かせない飲料だと信じて疑わない。

そんなコーヒーによるダイエット効果について纏めてみた。

コーヒーのダイエット効果とは?

コーヒーは世界で最も多くの国で飲用されている嗜好品であると共に大人の飲み物としても見られがちです。

職場でもジュースやコーラを飲んでいると周りから常識がない人のレッテルを貼られますが、なぜかコーヒーを飲んでいて文句を言う方は少ないように思う。そんなコーヒーがダイエットに繋がるには以下のメカニズムによるものです。

コーヒーがダイエットに繋がるメカニズム

コーヒーに含まれているカフェインとクロロゲン酸という物質がダイエット効果を生んでいます。コーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸は脂肪を分解する酵素であるリパーゼの働きを促進させる効果があります。このリパーゼの働きが促進されることで、人の体は脂肪をエネルギーとして活用することができる脂肪酸とグリセリンに分解させているのです。つまり、コーヒーは脂肪の燃焼を促進させる飲み物だといえます。

また、コーヒーを飲むことによる効果はこれだけではありません。コーヒーには血行を良くする効果があります。血行が良くなることで、基礎代謝があがり、脂肪が燃焼しやすい体となります。

インスタントコーヒーよりもドリップコーヒの方が良い?

味の観点だけでなく、ダイエットの観点からもドロップコーヒーの方がインスタントコーヒーよりもおすすめと言われることがあります。念のためですが、インスタントコーヒーとドリップコーヒーの違いは以下の通りです。これだけを見ると、インスタントコーヒーは、一度抽出した液を再度乾燥させることから、カフェインが失われてしまうような印象を頂きます。しかし、本当でしょうか?

 

  • インスタントコーヒー・・・コーヒー豆から抽出した液を乾燥させ、粉末状にしたものです。
  • ドリップコーヒー・・・挽いたコーヒー豆を紙のフィルターに入れ、お湯を注ぎ就く方法

コーヒー豆を販売する会社さんのホームページを見たところ、ドリップコーヒーとインスタントコーヒーで含まれるカフェイン量に違いはありません。ドリップコーヒーの場合、コーヒー豆10gをもとにコップ1杯分のコーヒーを抽出することとなります。このドリップコーヒーに含まれるカフェインは約60mgです。一方、インスタントコーヒーの場合、コーヒーの粉2gでコップ1杯分のコーヒーを作ることとなります。こちらのインスタントコーヒーに含まれるこのコーヒーのカフェインも約60mgです。従って、どちらの場合もカフェイン含有量はほぼ同じであることが分かります。

コーヒーはブラックで飲もう

砂糖を入れるとカロリーが4倍、ミルクも入れた場合はカロリーは約7倍に増加する

コーヒーはダイエット効果がある飲み物だと言えます。しかし、一方でダイエットの観点からはカロリーにも注意する必要があります。コーヒーのカロリーはブラックで飲んだ場合、1杯当たり大体5kcalです。しかし、ここに砂糖を加えた場合のカロリーは約4倍の20kcalに上昇します。更にミルクも入れた場合のコーヒーのカロリーは約7倍の35kcalになります。このようにブラックで飲むとほとんどゼロカロリーで済むところ、ミルクや砂糖を入れることでカロリーが急上昇するので注意が必要です。

砂糖に代表されるショ糖は血糖値の増減が激しく、インスリンの分泌を通して脂肪をすごい勢いで溜め込む

砂糖に代表されるショ糖は血糖値の増加が急激になる。急激に増加すると何が不味いのかといえば、血液中の糖質を脂肪に変える働きを担っているインスリンの分泌を激しくしてしまうことにある。

すなわち、砂糖を体内に取り込むことで、血液中に大量の糖分が流れ込むこととなる。そして体は急激に増加した血糖値を低下させようと、インスリンの分泌を激しくする。結果、インスリンは体内にある砂糖をすごい勢いで脂肪に変え始めてしまう。その先にあるのは肥満になったあなたの体である。

ダイエットの観点からは砂糖を極力減らすのが大原則!。コーヒーはブラックで飲むことをオススメします。

詳しくは下の記事を見てもらえればと思うけど、砂糖の入った甘いコーヒーほど危険なものはない。実際に血糖値測定器を使って、コーヒーの怖さを調べてみたのでご一読して頂きたい。

缶コーヒーは太る?実際に血糖値測定して血糖値スパイクを調べてみた
缶コーヒーは太る?血糖値が急上昇すると肥満ホルモンが分泌されて太ると言われている。そこで、空腹状態で缶コーヒーを飲むと血糖値がどうなるのか、実際に血糖値測定器を使って調べてみた。実験の結果、僕は砂糖入りの缶コーヒーを飲むのはやめようと決意した。

夜に飲むと寝られなくなる

コーヒーのカフェインには覚醒作用があります。そのため、夜にコーヒーを飲んでしまうとよく眠ることができなくなり、ダイエットに逆効果となります。寝不足になると、食べる量が増え肥満の原因となりますので、ご注意ください。寝不足とダイエットの関係については以下の記事を御覧ください。

完璧な睡眠のためにやってること
私が良質な睡眠を摂るために心がけていることを紹介します。

私のコーヒー飲み方

私はコーヒーを毎日欠かさずブラックで2杯飲んでいます。1杯は朝の9時頃です。私は朝の6時に出社していますので、3時間ぐらい仕事をやって集中力が途切れてきたと感じたタイミングでコーヒーを飲むようにしています。もう1杯はお昼の昼食後です。午後はただでさえ眠くなる時間帯です。そこにお昼が加わると尚更眠くなってしまい、集中力が阻害されてしまいます。そこで、私はお昼の後にコーヒーを飲むことで、午後の眠気を飛ばすようにしています。

実際にコーヒーを飲むことで目に見える効果があったかと言われれば今の所ありません。恐らく、コーヒーだけで痩せるなんてことはないと思います。

サラリーマンにとってコーヒーは身近な存在だと思います。そのコーヒーがダイエット効果につながるのであれば、みなさん喜んで飲みたくなると思います。しかし、砂糖やミルクを入れて飲んでしまうとダイエット効果が軽減されてしまいますので、コーヒーでダイエットを行う際にはお気をつけ下さい。

 

コメント